火災保険の申請は個人で行うことが出来る
当たり前の話ですが、火災保険は個人で申請することが出来ます。 ではなぜ個人で出来る保険申請にサポート会社が存在するのでしょうか?
火災保険申請を個人で行うと保険会社から入ってくる保険金は丸々自分の利益になります。 しかし保険申請のサポート会社を間に挟むと保険金の3割〜5割近くを成功報酬としてサポート会社へお支払いしなくてはいけません。
それなのに個人で申請をしているという方は、ほんの一握りでほとんどの方がサポート会社に高い成功報酬を支払ってまでも申請のサポート依頼をしています。
では果たして個人で申請をするのとサポート会社に依頼をするのとでは、どちらが得をするのでしょうか。
個人で申請した場合とプロが申請をした場合
個人の場合
1箇所だけの被害箇所で保険金を申請する。 保険会社と直接交渉をした結果、10万円の保険金を受け取ることが出来た。
プロの場合
全ての被害箇所を申請する。 申請サポート会社が保険会社との交渉の仕方をレクチャーしてくれる。 その結果、100万円の保険金が入りそこから申請サポート会社に成功報酬を支払い手残り50万円の保険金を受け取ることが出来た。
申請サポート会社は申請可能な箇所を全て見つけてくれる
保険会社は基本的にお客様が申請した被害箇所しか調査をしません。 これを「申請主義」といいます。
その為、屋根上から外壁までくまなく調べて、なるべく申請できる被害箇所を多く拾い集めることが重要になってきます。
サポート会社は何故そこまで細かく被害箇所を拾い集めるのかというと、その答えは単純でサポート会社は保険会社からお客様におりた保険金額が自社の利益に直結しているからです。
申請サポート会社は基本的に成功報酬としてお客様から費用をいただいているため、おりる保険金額が多くなればなるほど自分たちの利益も増えるという仕組みになっているのです。
保険会社との交渉とは?
保険金を申請する際に大事なのが保険会社との交渉です。 保険のプロである保険会社の担当者と互角に交渉をすることが出来なければ、保険会社の担当者に言いくるめられて受け取れる保険金額をどんどん減額されていきます。
当然ですが保険会社も営利企業になりますので、お客様へ吐き出す保険金は最小限に抑えたいのです。 そのため保険会社はお客様の足元を見てきます。
よくある事例で保険会社の担当者がお客様のことを何の知識もない素人だと感じたら、自然災害による被害箇所を建物の老朽化が原因と結論付けて保険申請すらを却下させるといったこともあります。 ですから専門的な知識がないと保険会社の言われるがままになってしまうのです。
「餅は餅屋」
なぜ火災保険の申請サポート会社が存在するのか?そこにはやはりそれなりのメリットがあるということはご理解出来たかと思います。
それに普段から自分の家の屋根に登るといった経験がない方が保険金の申請のために屋根に登りケガでもしてしまったら本末転倒です。
やはり「餅は餅屋」ということわざの通り、専門的なことはプロに任せてしまう方が良いのかもしれませんね。
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